「関税」「減益」にトヨタは「じたばたする状態でない」と…新聞ウォッチ土曜エディション

フォードモーターの米国ミシガン工場
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  • トヨタ自動車 2025年3月期 決算説明会

5月7~9日の[新聞ウォッチ]連載のまとめです(5月5、6日は休載)。ゴールデンウイーク(GW)明けの今週はトヨタ自動車などの決算報告が中心的なトピックスとなりました。「トランプ関税」により、米国でもフォードモーターが深刻なリスクを懸念していると報じられています。



ゴールデンウイーク(GW)後半の4連休も終わり、日常の生活パターンに戻った人も多いようだが、あす(5月8日)のトヨタ自動車や三菱自動車を皮切りに、2025年3月期の決算発表も本格化する。






きょうの読売などが “正式発表”としているのは、すでに覚書の中身が大筋報じられていたからだろう。三菱自動車が、台湾電機大手の鴻海(ホンハイ)精密工業から電気自動車(EV)を調達するなど、供給に関する覚書を締結したという。






トヨタ自動車が発表した2026年3月期の連結決算(国際会計基準)の業績予想で、純利益が前年度比34.9%減の3兆1000億円になる見通しだという。売上高は1%増の48兆5000億円を見込んで生産や販売は維持するものの、円高やトランプ米政権の輸入車に対する追加の関税政策が儲けを押し下げるとみられる。


《大矢根洋》

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