サウジアラビア公共投資基金(PIF)とフォーミュラEは、次世代のモビリティを担う若者を対象としたSTEM学習と持続可能性に焦点を当てた教育プログラム「ドライビング・フォース プレゼンテッド・バイ・PIF」を発表した。
このプログラムは、8歳から18歳の学生を対象に、インタラクティブなワークショップ、体験型学習、デジタル教材を通じて、モビリティの未来づくりに必要な知識とスキルを育むものだ。米国、サウジアラビア、英国の各国にて対面形式のワークショップが実施され、包括的なオンライン学習プログラムも提供される。2025年末までに、世界中で5万人以上の学生に影響を与える見込みだ。
米国で開催された「マイアミE-Prix」に先立ち、南フロリダで初披露されたこのプログラムは、持続可能なモビリティの推進に対するPIFの取り組みの一環で、フォーミュラE、エクストリームH、E1電動パワーボートレースを結集させたパートナーシップ「E360」によって実現された。PIFはこの取り組みを通じて、将来のエンジニア、イノベーター、サステナビリティリーダーを育成し、電動モータースポーツと持続可能な技術の未来を形作っていく。