ライバルも続々追従した5ドアクーペの元祖的存在、初代アウディ『A5スポーツバック』【懐かしのカーカタログ】

アウディA5/S5 スポーツバック(初代)当時のカタログ
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初代アウディ『A5』のスポーツバックが日本市場にお目見えしたのは2012年1月。当時の『A4』をベースに、より個性を際立たせたシリーズのA5のクーペ、カブリオレに次いで設定された。

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“「スタイリッシュ4ドアクーペ」という革新。”とカタログにあり、A4と共通の2810mmのホイールベースとしつつ、全高は1390mmと低い設定。4ドアながらサッシュレスドアを採用。“スポーツバック”の名の由来でもあるテールゲートを組み合わせた流麗なフォルムを特徴とした。

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クーペ/カブリオレと同様に肩口には微妙な曲線を使い、流麗なスタイルを引き立てた。高性能版のS5は、大型リヤスポイラーも備えた。

ラゲッジスペースは480~最大1283リットルの容量を確保。後席を倒すことで荷物の積み込みスペースは奥行き1750mmまで拡大した。

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搭載エンジンは2リットルの直列4気筒TFSI(211ps/35.7kgm)とSモデルの3リットルV6(333ps/44.9kgm)の2機種を設定。トランスミッションには自動クラッチ式の7速Sトロニックを採用。駆動方式は通常、前:後=40:60のトルク配分のフルタイム4WDのクワトロだ。

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このA5スポーツバック以降、多くのライバルメーカーからも同様のフォルムのモデルが多数登場。近年の5ドアクーペの元祖的存在となった。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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