ニコル・レーシング・ジャパンは3月10日に、ドイツ製のBMWアルピナ『XD3』に関するリコールを国土交通省に届出た。リコールの原因は、ラゲッジルームの荷物固定用レールの強度不足。
ラゲッジルームの荷物固縛用の固定レールにおいて、車体と締結するボルトにかかる強度検討が不十分なため、車両の後面が衝突した際に固定レールのボルトが折損し、レールが前方に押し出される可能性がある。これにより、後部座席の乗員が負傷するおそれがある。
対象車両はBMWアルピナXD3の1車種3型式で、2019年2月12日から2024年8月27日までの間に輸入された計209台。
不具合発生や事故の報告は現在のところない。使用者にはダイレクトメールやインカーコミュニケーションメッセージで通知される。