テスラの新型『モデルY』が1月10日より受注を開始した。デザイン、パフォーマンスなどで大幅な刷新がなされた新型の登場にSNS上では「集大成感あってええなあ」、「めちゃくちゃお得だな」などの声が上がっている。
「モデルY」はテスラのモデルラインアップの中で最も販売台数に貢献する主力車種だ。エクステリアに大きな変更がなされ『サイバートラック』や、ロボタクシー『サイバーキャブ』に共通するデザイン要素が取り入れられた。リアデザインにはボディパネルテールライトとして量販車としては初となる拡散反射技術を採用。エクステリアはより未来的志向なスタイルとなっている。

また、ボディサイズは、全長4800mm、全幅1980mm、全高1625mm(従来型:全長4760mm、全幅1925、全高1625mm)と拡大。新しく設計されたフランク(フロントトランク)は業界最大級の117リットルもの容量を誇り、パワーリクライニング式の2列目シートをフラットに折りたたむと、トランクスペースは合計2130リットルを超える広いスペースに拡張できる。
よりシャープになったデザインには「EVでも、速さでも無く、デザインが好き」、「未来感のある外装に惹かれました」「集大成感あってええなあ」などの声が上がる。
ひとまわり大柄になったボディサイズについては、「好きなデザインだけど、全幅がデカすぎ、自宅周辺で乗るには厳しい」、「まああの大きさは場所を選ぶよね」、「小型化してコンパクトSUVとして販売してくれたらな~」と日本での取り回しを懸念するコメントが見られる。

テスラは、今回のモデルYと2023年に登場した『モデル3』の日本でのさらなる拡販に積極的だ。3月31日までに新車在庫車(モデル3はカスタムオーダー車も)を納車すると、5年間走行距離無制限、無料でスーパーチャージャー(急速充電)を利用できる特典を用意した。
「EVの距離あたりのコストってめちゃくちゃ安い、それで5年間充電無料とかだとめちゃくちゃお得」、「欲しい!チャージ5年無料だし。まじめにシミュレーションしよ!」など声が上がり、ガソリンの高騰が目まぐるしい中でこの「特典」が好印象に映った模様。
新型モデルYは4月に納車予定で、価格は後輪駆動モデルが595万円(税込)から、AWDモデルが683万9000円(税込)となっている。