匠の感性と技能を採り入れた独自の「魂動デザイン」など、ブランド価値を高める経営方針を掲げるマツダが、ブランド体感型の施設を首都圏でも初めて東京都港区の南青山に来月の2月6日オープンするという。
同社が発表したもので、きょうの日経などが報じている。それによると、マツダのブランド体感施設としては大阪市の「マツダブランドスペース大阪」に次ぎ2か所目。東京・南青山に開業するのは「MAZDA TRANS AOYAMA」の名称で、新施設にはカフェスペースや展示エリアなどを設置するという。
新施設ではトークセッションやフラワーアレンジメントといったイベントも積極的に開催していく予定で、「都内中心部でマツダと接点がなかった層へのブランド発信を強化する」(日経)とも伝えている。
東京の南青山地区といえば、今から40年も前にホンダが本社機能の青山ビル1階に「ホンダウエルカムプラザ青山」を開設。同社の新型車のほか、F1マシンなどのレーシングカーの展示など、モータ―ファンのつどいの場としての役割を担ってきた。
だが、老朽化した青山ビルの建て替えに伴い、そのショールームも今年3月末には休館が決まっており、これからはマツダのブランド体験施設が、若者を中心に「走る歓び」をアピールする新たな情報発信の場となるのかどうかも興味深い。
2025年1月17日付
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