メルセデスベンツ『Gクラス』のEVか、プロトタイプ発表へ…IAAモビリティ2023

メルセデスベンツ・コンセプト EQG(参考)
  • メルセデスベンツ・コンセプト EQG(参考)
  • メルセデスベンツ・コンセプト EQG(参考)
  • メルセデスベンツ・コンセプト EQG(参考)
  • メルセデスベンツ・コンセプト EQG(参考)
  • メルセデスベンツ・コンセプト EQG(参考)

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は7月24日、ドイツで9月に開催される「IAAモビリティ2023」において、「オフロードアイコン」の量産電動車のプロトタイプを初公開すると発表した。

メルセデスベンツのオフロードアイコンといえば、『Gクラス』だ。メルセデスベンツは現在、このGクラスのEV版として、『EQG』の開発を進めている。

EQGでは、Gクラスファミリーらしく、妥協のないオフロード車を目指す。頑丈なラダーフレームをベースにするなど、シャシーの設計はGクラスと同様、オフロードへの対応が重視された。フロントアクスルに独立懸架、リアにリジッドアクスルを採用しており、電動パワートレインを搭載するために新開発された。

各車輪の近くに、4つの電気モーターが配置され、個別に制御できるため、オンロードとオフロードの両方で独自の走行特性を発揮する、と自負する。電動パワートレインの設計上の利点も、オフロードで生かされる。ラダーフレームに内蔵されたバッテリーにより、低重心を実現する。電気モーターはスタート時から実質的に最大トルクを発生するため、大きな牽引力とコントロール性を備えるという。

IAAモビリティ2023では、メルセデスベンツEQGのプロトタイプがデビューすると見られる。メルセデスベンツは、2011年のIAAモビリティ2021において、『コンセプトEQG』を発表。それから2年を経て、オフロードアイコンの量産電動車の未来を、カモフラージュされた姿で初公開する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集