アウディのフラッグシップSUV『Q8』ファミリーのアップデート計画が進められている。今回スクープしたのは、その頂点に君臨するハイパフォーマンスSUV『RS Q8』だ。RS Q8は、「廉価版ランボルギーニ・ウルス」とも例えられるが、改良新型ではかなりアグレッシブなルックスになり、より存在感を高めそうだ。
◆グラフィックの刷新がメインか?
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今回は、バンパー、フェンダー、サイドシル、テールゲート、照明ユニットなどが刷新される予定のほか、LEDヘッドライトと、テールライトのグラフィックが刷新される。
そのほかフロントエンドでは、より大きな穴を備えたシングルフレームグリルの新ハニカムメッシュパターンと、口角が上がり笑顔のように見える下部バンパーインテークが特徴的だ。グリルには昨年発表された新エンブレムを隠している可能性が高い。
リアエンドでは、テールライトのほか、よりアグレッシブなディフューザーを備えた新バンパーを搭載しているほか、RSモデルお馴染みのデュアルエキゾーストシステムがインストールされている。
◆4リットルV8はそのまま? 2024年初登場へ
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室内装飾のオプションやアップグレードされたインフォテインメント/コネクティビティ機能でインテリアを刷新。プレミアムSUVセグメントのライバルである、メルセデスAMG『GLEクーペ』、BMW『X6M』などと同等の水準に保つことが必至と言える。
Q8ファミリーは、全く新しい後継モデルが登場する2026年まで生産が継続されるとみられ、そのタームを考慮すると、最上位パフォーマンスモデルであるRS Q8のパワートレインに大きな変化はみられない可能性がある。主流となっているダウンサイジングは避け、4.0リットルV型8気筒エンジンをキャリーオーバー、最高出力600ps、最大トルク800Nmが見込まれる。ただし、厳格な排ガス規制に確実に適合するよう調整は行われるはずだ。
RS Q8改良新型のワールドプレミアは、2024年初頭と予想される。