国産電動キックボード「Model One S」予約開始、免許不要で公道歩道を走行可能

KINTONE Model One S
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  • kintone model one Sは茨城県の自社工場で生産
  • 道路交通法改正

電動モビリティ開発スタートアップのKINTONEは5月2日、改正道路交通法に適合した純国産電動キックボード『Model One S』の先行予約販売を開始した。

これまでの電動キックボードは、どのモデルであっても普通自動車免許が必要だった。しかし、7月の法改正により「特定小型原付」という新たな区分が誕生。特定小型原付は16歳以上であれば免許不要で運転できる。Model One Sも特定小型原付のため、公道と歩道も走行可能。法改正に対応したモデルとしていち早く楽しむことができる。

Model One Sは現行モデルのパワフルさを引き継ぎつつ、公道走行可能でより手軽に乗れるように設計した。公道走行に対応するため、尾灯、制動灯、後部反射器、ウインカー、最高速度表示灯、ナンバープレート取り付け部を新たに装着。安全面を強化しながらスタイリッシュなデザインを保っている。また、LG製36V/9.6Ah、最大10Aのバッテリーを搭載。約5~6時間の充電で30kmのロングライドを実現する。走行モードは公道と歩道の2種類を設定。最高速度は公道走行モードが20km/h、歩道走行モードは6km/hとなる。

LEDディスプレイは、スタイリッシュなインジケーターでバッテリーの残量が一目で確認できるほか、速度も表示。法改正に対応したモード切り替えも右側ボタンでワンタッチ、ストレスフリーに走行できる。また、法改正に合わせて、制御基盤を新規開発。素早いモード切り替えと、安定した操作性を実現する。

Model One Sは、電動キックボードの中では大型の8.5インチタイヤを採用。段差をラクラク越えられ、空気式のため乗り心地も良好だ。また、片側ブレーキから前後ブレーキへ変更。フロントはドラム、リアはディスクブレーキとなり、より安全な走行が可能となった。さらに防水加工を強化。一般的なモビリティの故障原因である基盤やバッテリーなどへの水の侵入を防ぐ。

車体サイズは展開時が1180×430×1140mm、折り畳み時は1180×430×490mm。重量は約14kg。カラーはブラックとホワイトの2色を設定。価格は9万9800円。なお、先行予約特別価格として、5月2日から14日までの予約は30%オフの6万9860円、5月14日から30日までは25%オフの7万4860円、6月1日から31日までは20%オフの7万9840円で、各先着60名に提供する。

《纐纈敏也@DAYS》

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