関西電力と東京センチュリーは、電動車の使用済み電池を定置型蓄電池に活用する事業に関して業務提携を締結した。
今回の提携では、使用済みの車載リユース電池を組み合わせ、大規模な定置型蓄電池を系統用蓄電池として利用することや、ビル、工場などに提供する事業を検討する。2025年度を目途に関西地域に加え、全国での事業化を目指す。
再生可能エネルギーは、時間帯や天候によって発電量が変動するなど、再生可能エネルギーは需給調整力の確保が課題となっている。系統の安定化に不可欠な需給調整力供出や、発電した電力の有効活用といった観点から、定置型蓄電池の需要増大が見込まれることから、事業化する。