<ゲスト講師>
デロイトトーマツコンサルティング合同会社 スペシャリストリード 松永孝 氏
<モデレーター>
スズキマンジ事務所 代表(株式会社デンソー 技術企画部 CX) 鈴木万治 氏
自動車の電動化により、車載用電池の開発が急激に進みました。現在では100kWh程度の電池を搭載したBEVも登場し、車載電池はBEVの性能とコストに大きな影響を与える重要なコンポーネントとなっています。
車載用電池の流れとして、3元系からLFPへ移行していることは理解されている方が多いと思いますが、電池技術の原理を理解することで、性能限界や次世代電池の方向性を予測することが可能となります。また量産品製造といった事業特性から導かれる原則から、各プレイヤーが取り得る事業戦略を洞察することも不可能ではありません。
今回、電池のスペシャリストが電池技術とビジネスの原理・原則に立ち戻って、次世代技術や産業構造等についてわかりやすく解説します。電池を量産し、事業化・産業化していく上での難しさや可能性について触れ、TeslaやCATL、BYDの強さの秘密を紐解きます。
対談では、今後、BEVに搭載される電池の動向について、自動車業界の目線と、バッテリー業界からみた目線で分析、予測します。
1.原理・原則で考える電池の基本
2.車載用電池の歴史
3.現在主流となっている車載用電池と次世代電池の動向
4.産業構造から見た車載用電池ビジネスの可能性
5.対談・質疑応答


