メルセデスベンツ CLA 改良新型、48Vマイルドハイブリッド搭載…欧州発表

グリルやバンパーが新デザインに

最大10.25インチの2つのディスプレイ

48ボルトの電気システムが14hpのパワーでエンジンをアシスト

メルセデスベンツ CLA シューティングブレーク 改良新型(左)とCLA クーペ 改良新型(右)
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メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は1月18日、『CLA クーペ』改良新型と『CLA シューティングブレーク』改良新型を欧州で発表した。

◆グリルやバンパーが新デザインに

改良新型では、新形状のフロントバンパー、新しい星型パターンのフロントグリル、新開発のリアディフューザーなどにより、スポーティーさが強化された。LEDハイパフォーマンスヘッドランプを標準装備。LEDテールライトには、最新のグラフィックが採用されている。

メルセデスベンツ CLA クーペ 改良新型メルセデスベンツ CLA クーペ 改良新型

ボディカラーには、新色のハイパーブルーとスペクトルブルーを追加する。バナジウムシルバー塗装の17インチ5本スポークアルミホイール、またはハイグロスブラック塗装の5本ダブルスポークアルミホイールを標準装備した。最大で19インチのアルミホイールが、オプションで選択できる。

改良新型CLAシューティングブレークには、自動開閉テールゲートの「EASY-PACK」を設定する。テールゲートのスイッチをはじめ、運転席やキーのスイッチでも、テールゲートを電動で開閉できる。また、スイッチ操作によって、テールゲートを任意の角度で止めることも可能だ。

◆最大10.25インチの2つのディスプレイ

改良新型のインテリアは、自立式のダブルスクリーンとして、7インチと10.25インチの2つのディスプレイを標準装備した。さらにワイドな2つの10.25インチディスプレイが、オプションで選べる。ステアリングホイールは、ナッパレザーが標準。マルチファンクションスポーツステアリングホイールには、人工レザーの「ARTICO」を初採用した。ダークカーボン調の新しいトリムパネルも装備されている。

改良新型には、「コンフォートシート」を採用した。人工レザーのARTICOに立体的にエンボス加工されたブラック生地を組み合わせる。オプションで、セージグレー内装を用意した。「プログレッシブライン」には、ブラック、マキアートベージュ、セージグレーの3種類の内装色が選べる。

メルセデスベンツ CLA シューティングブレーク 改良新型メルセデスベンツ CLA シューティングブレーク 改良新型

「AMGライン」では、ARTICOとマイクロファイバーの「MICROCUT」の組み合わせが標準で、内装色はバイアブラウンも選択可能。AMGラインでは、シートの色として、ブラック、バイアブラウン、セージグレー、チタングレーパール/ブラック、レッドペッパー/ブラックの5種類を設定する。コンフォートシートのファブリックには、100%リサイクル素材を用いた。ARTICOとMICROCUTの組み合わせでは、リサイクル素材の使用割合はシートの表面で65%、その下の素材で85%となる。

◆48ボルトの電気システムが14hpのパワーでエンジンをアシスト

ガソリンエンジンはすべて電動化され、7速または8速デュアルクラッチ「DCT」トランスミッションを組み合わせる。マイルドハイブリッドとして、すべてのガソリンエンジンに48ボルトの電気システムが装備されており、発進時などにおよそ14hpのパワーを発揮し、エンジンをアシストする。

新しいベルト駆動式スタータージェネレーター「RSG」を装備した。始動時には、RSGは従来のスターターよりも低振動で静かな始動を可能にした。さらに、低負荷の巡航中に、内燃エンジンを停止して「セーリング」することもできる。減速中や惰性走行時には、RSGはエネルギー回生を行い、12ボルトの電装品や48ボルトのバッテリーに電力を供給する。ここで生成されたエネルギーは、加速中にエンジンをサポートするために充当される。

改良新型には、「ECOスコア3.0」を新たに導入した。ECOスコア3.0は、さまざまな運転段階の評価を通じて、ドライバーがより燃費の良い方法で走行できるように支援する、としている。

《森脇稔》

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