東北北部や北海道で続く運休、磐越西線喜多方-野沢間は8月10日からバス代行 8月9日の鉄道運休情報

盛土が流出した津軽線大平~津軽二股間。同線は8月5日時点で再開まで10日程度を見込んでいる。
  • 盛土が流出した津軽線大平~津軽二股間。同線は8月5日時点で再開まで10日程度を見込んでいる。
  • 道床が流出した津軽線大平~津軽二股間。
  • 8月10日から始まる磐越西線喜多方~野沢間の代行バス時刻。
  • 磐越西線会津若松~喜多方間の臨時ダイヤ。
  • 8月9日から再開した米坂線米沢~今泉間の臨時ダイヤ。

JR東日本は8月9日、再び東北北部に大雨が見込まれるため、新たな運行計画を発表した(情報はいずれも13時50分時点で確認したもの)。

奥羽本線秋田~東能代間では22時以降、八郎潟~東能代間で運行を見合わせ、秋田~八郎潟間では折返し運行となる。また、大館~新青森間は夕方頃まで運行を見合わせ、新青森~青森間は減便される。前回の大雨で被害が大きかった東能代~大館間は引き続き終日運休となっている。このため8月9日も秋田~青森間の特急『つがる』が全列車運休となっている。

五能線では、岩館~鯵ヶ沢間が終日運休となっており、能代~岩館間も運行を見合わせている。鯵ヶ沢~川部(弘前)間は夕方まで運行を見合わせ、東能代~能代間は終日減便される。このため快速『リゾートしらかみ』は8月9日も全列車運休となっている。

大湊線は14時頃まで運行を見合わせており、大平(おおだい)~津軽二股間の2か所で盛土や道床流出が発生している津軽線蟹田~三厩(みんまや)間は終日運休が続いている。

道床が流出した津軽線大平~津軽二股間。道床が流出した津軽線大平~津軽二股間。

倒壊した濁川橋梁を含む喜多方~野沢間で運行を見合わせている磐越西線では、8月10日から当分の間、バスによる代行輸送が行なわれることになった。野沢~新津間では車両が被災した影響で減便されている。

8月10日から始まる磐越西線喜多方~野沢間の代行バス時刻。8月10日から始まる磐越西線喜多方~野沢間の代行バス時刻。
磐越西線会津若松~喜多方間の臨時ダイヤ。磐越西線会津若松~喜多方間の臨時ダイヤ。

米坂線では8月9日から米沢~今泉間が再開しており9往復の列車が運行されている。

8月9日から再開した米坂線米沢~今泉間の臨時ダイヤ。8月9日から再開した米坂線米沢~今泉間の臨時ダイヤ。

一方、北海道も8月8日から断続的な大雨に見舞われ、JR北海道では夜に北海道新幹線が運休に追い込まれたが、8月9日は函館本線新函館北斗~長万部間で普通列車が13時20分頃から、特急列車が15時10分頃から終日運休に。宗谷本線名寄~稚内間では音威子府(おといねっぷ)以北が終日、同以南が16時30分頃まで運休する。札幌~帯広・釧路間の特急は16時台以降に始発駅を発車する列車の運休が発表されている。


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