ポルシェ(Porsche)は7月15日、2022年上半期(1~6月)のEVの世界販売の結果を発表した。総販売台数は1万8900台。前年同期比は4.8%減だった。これは、半導体不足によって、生産台数が制限されたためだ。
1万8900台の販売台数は、『タイカン』と『タイカンクロスツーリスモ』を合計した数字。タイカンクロスツーリスモは、タイカンの派生車種で、オフロードテイストを強調したクロスオーバーEVとなる。
また、『タイカンスポーツツーリモ』も追加された。同車は、タイカンクロスツーリモがベースだ。オフロードテイストのパーツを取り去り、オンロード志向が強調されている。
ポルシェは現在、「プレミアムプラットフォームエレクトリック(PPE)」をベースに構築された最初のポルシェとして、フルEVの次期『マカン』を開発している。同車は2023年にデビューする予定だ。
ポルシェの2021年のEVの世界販売台数は、4万1296台。前年実績に対して、2倍以上の伸びとなった。