JR西日本は7月13日、山陽新幹線『のぞみ』『みずほ』の指定席特急料金を2023年4月1日購入分から改定すると発表した。
この改定は「コロナ禍の社会変容を踏まえ山陽新幹線のさらなるサービス改善を図るため」としており、現行料金に110~420円が加算される。ただし、エクスプレス予約やe5489などによるネット予約商品については現行額となる。
最大420円の加算となる区間は、新大阪から徳山以西、新神戸から新山口以西、姫路から小倉以西への区間と岡山~博多間で、『ひかり』に乗り継ぐ場合も『のぞみ』『みずほ』の利用区間に応じて加算される。東海道新幹線や九州新幹線へ直通する場合やグリーン車を利用する場合も、山陽新幹線内の分が加算される。


JR西日本ではこの改定を機に山陽新幹線のサービス改善を図るとしており、無料Wi-Fi「S Wi-Fi for Biz」や「S Work 車両」などを提供するN700Sを投入するとともに、ワークプレイスネットワークの一環として「ビジネスブース」を試行。2023年度からは特大荷物コーナーを導入するとしている。