トヨタ自動車(Toyota)の欧州部門は6月28日、新型EV『bZ4X』を欧州市場で発売した。トヨタで最初の量産バッテリー式電気自動車(BEV)だ。
bZ4Xの欧州仕様には、前輪駆動とAWDの2種類が設定される。前輪駆動の場合、フロントアクスルにモーター(最大出力204hp、最大トルク27kgm)を搭載する。0~100km/h加速は7.5秒、最高速は160km/h。バッテリーはリチウムイオンで、蓄電容量は71.4kWhとした。1回の充電での航続は、最大516kmに到達する。
AWDの場合、フロントアクスルだけでなく、リアアクスルに最大出力109hpのモーターを搭載する。システム全体で、218hpのパワーと34.4kgmのトルクを引き出す。0~100km/h加速は6.9秒。バッテリーは蓄電容量71.4kWhのリチウムイオンだ。1回の充電での航続は、最大470kmとした。
充電に関しては、出力6.6kWのチャージャーが付属する。2022年内には、出力11kWのチャージャーが用意される予定だ。出力150kWの急速充電を利用すると、バッテリー容量の8割を、およそ30分で充電できる。











 
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          
 
           
           
           
           
           
           
           
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