林業専用のダンプカー…奥地まで入れる工夫 アクティオが本格レンタル開始

スタンションダンプ2.7t高床4WD
  • スタンションダンプ2.7t高床4WD
  • 荷台が低重心のため、木材積載時の安定走行が可能
  • フロントアンダーガード
  • リヤデフ高さ200mm
  • 前後脱着式スタンション
  • 左右LEDタイヤ灯 ・マフラー ガード
  • 左右LED作業灯
  • 脱着式コボレーンシート

総合建設機械レンタルのアクティオは、グループ会社である東海大阪レンタルと共同で、林業専用の四駆ダンプ『スタンションダンプ2.7t高床4WD』の本格レンタルを6月27日から開始した。

林業業界では深刻な人手不足の影響から、作業の簡略化や作業効率をもとめる声が多く寄せられている。また、近年の林業現場では、奥地での作業が増加。従来のフォワーダ(伐採現場と林道との間を往復する運搬車)では自動車に比べ走行速度が遅く、木材の搬出に時間がかかってしまうという問題を抱えていた。

今回、本格レンタルを開始するスタンションダンプ2.7t高床4WDはLSDを搭載し、低速デフ仕様で険しい山道でも効率的に木材の搬出ができる車両設計にした。また、荷台の高さを885mmと低くすることで低重心とし、狭い林道でも安全に走行できる。最小回転半径は5.2mと小回りがきき、明かりのない山や森の中でも安全に作業できるように、荷台やタイヤ周囲にLEDライトを装備した。


《纐纈敏也@DAYS》

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