ポールスター 5、4ドアGTクーペEVの新写真…2024年発売予定

コンセプトカーの『プリセプト』の市販バージョン

2シータースポーツカーやスーパーカーよりも高いねじり剛性

グーグルの「Android」インフォテイメント搭載

ポールスター 5
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ボルボカーズ傘下のポールスターは6月15日、現在開発を進めている新型EV『ポールスター5』(Polestar5)の新たな写真を公開した。ポールスター5は、2024年に発売される予定だ。

◆コンセプトカーの『プリセプト』の市販バージョン

ポールスター・プリセプトポールスター・プリセプト

ポールスターの市販車第1弾は、高性能プラグインハイブリッド(PHV)クーペの『ポールスター1』だった。第2弾の『ポールスター2』は、ポールスター初のピュアEVで、テスラ『モデル3』などと競合するミッドサイズEVスポーツセダンだ。

ポールスターは2024年までに、新型電動3車種を投入する計画だ。3車種のうちの1車種が、ポールスター5になる。ポールスター5は、コンセプトカーの『プリセプト』の市販バージョンとなり、EVの高性能4ドアGTクーペとなる。

なお、ポールスター5のプロトタイプが6月23日、英国で開幕する「グッドウッドフェスティバルオブスピード」で初公開される予定だ。

◆2シータースポーツカーやスーパーカーよりも高いねじり剛性

ポールスター5ポールスター5

ポールスター5には、接着アルミ構造による新プラットフォームが採用される。接着アルミ構造は軽量で剛性が高く、優れた性能と環境上の利点を備えている。この技術は従来、大量生産車で採用するのは困難とされていた。しかし、ポールスターの280人のエンジニアチームは、ボディとプラットフォームの両方を同時開発するという新しい製造プロセスを見出すことにより、この課題を解決したという。

また、新しい素材と技術を導入することにより、ポールスター5のホワイトボディは、同車よりも小さな車よりも軽量と予想されるという。これが、航続や走行性能の向上にも貢献する。他社をリードする安全レベルを維持しながら、新しい接着アルミ構造によるプラットフォームは、開発の迅速化や品質の向上、プラットフォームの剛性アップにも役立つという。

ポールスターは、接着アルミ構造による新プラットフォームを採用することにより、4ドアのポールスター5が既存の2シータースポーツカーやスーパーカーよりも、優れたねじり剛性を実現する、と自負する。新しいプラットフォームを開発することにより、ポールスターはコンセプトカーの『プリセプト』に忠実な市販モデルを開発することが可能になったという。

◆グーグルの「Android」インフォテイメント搭載

ポールスター5には、グーグルの「Android」を搭載した次世代のHMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)を採用する予定だ。これは、ポールスターとグーグルとの緊密なコラボレーションから生まれた。ボルボカーズはグーグルと提携し、アンドロイドを搭載したインフォテイメントシステムに、「グーグル・アシスタント(Google Assistant)」、「グーグル・マップ(Google Maps)」、「グーグル・プレイ・ストア(Google Play Store)」を組み込んでいる。ボルボカーズとグーグルは、過去数年にわたり、共同開発を進めてきた。

この新しいシステムによって、グーグルのオープンソースのアンドロイドプラットフォーム、「アンドロイド・オートモーティブOS(Android Automotive OS)」を車載化し、グーグル・マップやグーグル・アシスタント、自動車用アプリなどのサービスを、リアルタイムで更新できるようになるという。


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《森脇稔》

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