JR西日本は6月16日、東海道本線(JR京都線)とおおさか東線の一部区間が7月24日12時頃から夕方頃まで運休すると発表した。
これはJR京都線吹田~東淀川間沿いにある大阪府吹田市内の工事現場で発見された不発弾の処理・撤去作業による措置で、その間は特急がJR京都線京都~新大阪・大阪間で、新快速、快速、普通列車がJR京都線高槻~大阪間とおおさか東線新大阪~放出(はなてん)で運休となる。
このため、北陸方面の『サンダーバード16・18・20・21・23・25・27 号』が京都発着に、北近畿方面の『こうのとり10~15号』と山陰方面の『スーパーはくと4・6・7・9号』が大阪発着に、関空方面の『はるか18・22・26・27・31・35号』が新大阪発着にそれぞれ変更される。
また当日は、琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線区間で11時頃から減便され、運休は吹田市長が務める不発弾処理対策本部長が現地を確認し、安全宣言がなされてから解除される。
運休実施中は、阪急電鉄、京都市交通局、阪神電気鉄道、山陽電気鉄道、神戸市交通局、神戸新交通、近畿日本鉄道、京阪電気鉄道、大阪市高速電気軌道(大阪メトロ)による振替輸送が実施される。
新快速の運休計画。米原~姫路間が運休となり、下りは京都11時30分発姫路行き、上りは大阪11時45分発野洲(やす)行きが運休前の終発となる。一方、JR京都線を通過するJR貨物の貨物列車も影響を受け、吹田貨物ターミナル~神戸貨物ターミナル・安治川口間の列車が支障するとしている。吹田貨物ターミナル駅構内と吹田貨物ターミナル~百済貨物ターミナル間は支障しない。