いすゞ自動車は5月26日、大型トラック『ギガ』のリレーに不具合があり、エンストしてしまうおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出た。対象となるのは、2015年10月5日~2022年1月13日に製造された7万2617台。
対象車両は、キーONリレーおよびECMリレーの耐久性が不十分なため、リレー内部の樹脂製ボビンが熱により収縮し、コイルとの間に隙間が生じるものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、走行時の振動等によりコイル線が断線し、エンジンストールに至るおそれがある。
改善措置として、全車両、当該リレーを対策品に交換する。
不具合は26件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。