JR東海とJR西日本は4月7日、東海道・山陽新幹線にビジネスブースを5月9日から試験的に導入すると発表した。
このビジネスブースはN700Sのうち、3編成の7・8号車間デッキ部に設けられる個室タイプのもので、室内にはテーブルやハイチェア、コンセントなどを設置。一時的な打合せやウェブ会議、通話などに利用できる。

7号車の乗客が1グループ2人まで利用でき、利用時間は1回につき30分以内。利用できる列車は各日の朝にJR東海とJR西日本のウェブサイトで発表される。

このほかJR東海では、7月頃に品川・新横浜・京都各駅の一部待合室に半個室タイプのビジネスコーナーとコンセントポールを設けるとしており、すでに設置されている東京・名古屋の両駅には9月頃に追加設置。将来的には東海道新幹線の『のぞみ』全停車駅で利用できるようになるという。

