ピアッジオグループジャパンは3月28日、エイズ対策に取り組む非営利団体「RED」とのパートナーシップを更新し、ベスパをベースにした特別仕様車『プリマベーラRED 125』の販売を開始した。
REDは、ロックバンドU2のボノ氏とボビー・シュライバー氏が2006年に設立した非営利団体。エイズや新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)などのパンデミック対策基金への企業支援を促進する活動を行っている。
プリマベーラRED 125の発売はこの活動を支援するもので、2017年の『946 RED』に続く第2弾のプロジェクトとなる。1台の販売につき100ドル(約1万2400円)をAIDSと闘うグローバルファンドに寄付。これにより、人命を救うHIV/AIDS薬を500日分提供できる。
プリマベーラは最新の125cc 4ストローク空冷単気筒3バルブi-getエンジンに電子制御燃料噴射システムを組み合わせ、クラストップクラスのパフォーマンスと環境性能を両立している。プリマベーラRED特別モデルは、スチール製のモノコックボディ全体に加え、ホイールもエレガントなレッドカラーで塗装。さらにヌバック仕上げのシートもレッドとし、一目でRED特別モデルとわかる個性的な外観としている。また「ベスパ REDロゴ」をピアッジオエンブレム横に、対照をなす白色で配置。フロントシールドの美しさを引き立てている。
価格は51万1500円。