カワサキが輸入、ネオレトロなビモータ『KB4』は「機械でできた宝石」?…東京モーターサイクルショー2022

ビモータ KB4(東京モーターサイクルショー2022)
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カワサキモータースジャパンが輸入権を取得し、日本での販売を開始するイタリアの上級ハンドメイド・モーターサイクル「ビモータ」。その第一弾となる新型モデル『KB4』が「東京モーターサイクルショー2022」に展示された。

KB4は「乗りやすく、トルクがあり、軽量なバイク」をコンセプトに開発。広いパワーバンドで扱いやすい142psのカワサキ製1043cc水冷エンジンを搭載するとともに、各部を徹底的に軽量化。アルミ削り出しのスイングアーム、高品質なカーボンファイバー、OZ鍛造ホイールなどを装備する。

ビモータ KB4(東京モーターサイクルショー2022)ビモータ KB4(東京モーターサイクルショー2022)

また、600ccクラスに匹敵するショートホイールベースと前後重量バランスの最適化により、俊敏なハンドリングと卓越したトラクション性能を両立。前後に採用したオーリンズ社製サスペンションとブレンボ社製ブレーキコンポーネントとともに高次元な乗り味を提供する。

独創的なデザインをビモータは「イタリアの芸術的な感性と、古き良き時代のクラフトマンシップ、そして先進的な素材の融合が産んだ、イタリアンモーターサイクルアートのアイコン」と表現。過去のレーシングマシンにインスパイアされた、ネオレトロスタイルが特徴だ。

ビモータ KB4(東京モーターサイクルショー2022)ビモータ KB4(東京モーターサイクルショー2022)

「KB4は見て愛でるだけではなく、乗ることもできるアート作品、または『機械でできた宝石』と言っても過言ではありません」とアピールする。

価格は437万8000円。

《宮崎壮人》

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