レギュラーガソリン、前週比1.8円高の174.6円…9週連続値上がり エネ庁発表

レギュラーガソリン実売価格(「e燃費」調べ)
  • レギュラーガソリン実売価格(「e燃費」調べ)
  • ハイオクガソリン実売価格(「e燃費」調べ)
  • 給油所のガソリン小売価格推移(資源エネルギー庁の発表をもとにレスポンス編集部でグラフ作成)

資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、3月7日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比1.8円高の174.6円。9週連続の値上がりとなった。

地域別では北海道は前週比1.5円高の174.6円、東北は1.9円高の172.6円、関東は1.7円高の174.3円、中部は1.8円高の173.6円、近畿は1.9円高の174.3円、中国は2.0円高の173.5円、四国は1.4円高の174.7円、九州沖縄は1.5円高の177.9円。全エリアで大幅な値上がりとなった。

ハイオクガソリンは前週比1.8円高の185.4円、軽油は同1.7円高の153.7円だった。

政府は、燃料油価格の高騰を抑えるため、元売事業者や輸入業者に補助金を出しているが、すでに上限の1リットルあたり5円に達している。原油価格のさらなる高騰に備え、当面の間の緊急避難的措置として、急激な価格上昇を抑制するよう、3月10日以降、支給上限を5円から25円に拡充することを決定。資源エネルギー庁では、172円程度に価格は抑制されていく見込みだとしている。

60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、3月9日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は164.6円/リットル(前週比+2.5円)、ハイオクは176.4円/リットル(+3.1円)、軽油は140.9円/リットル(+3.3円)だった。

なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。


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《纐纈敏也@DAYS》

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