フォードモーター(Ford Motor)は3月2日、EV部門を独立させ、「フォード・モデルe」を設立すると発表した。
フォード・モデルeは、EVの量産を加速し、すべてのフォード車向けのソフトウェアとコネクテッドカー向け技術とサービスを開発する。
具体的には、EVプラットフォーム、バッテリー、モーター、インバーター、充電、リサイクルなどの主要な技術を手がけ、次世代のEVを開発する。ソフトウェアプラットフォームとネットワーク化された車両アーキテクチャの開発も進めていく。
一方、内燃エンジン車の開発などを行う部門も独立させ、「フォード・ブルー」を設立する。フォード・ブルーは、成長と収益性を重視しながら、内燃エンジン車両のラインナップを構築する。また、フォード車のすべてに世界クラスのハードウェアエンジニアリングを導入していく。
なお、フォード・モデルeとフォード・ブルーは別事業として運営されるが、相互にサポートを行う、としている。