JR北海道は2月10日、3日連続で全面運休となっていた札沼線(学園都市線)の一部区間を同日18時頃から再開すると発表した。
今回再開される区間は札幌~あいの里公園間で、札幌発は18時頃から、あいの里公園発は札幌発の列車が折り返す18時38分頃から再開する予定で、以後は1時間に1本程度の運行となる。残るあいの里公園~北海道医療大学間は2月11日夕方以降の再開へ向けて作業を進めるとしている。
なお、使用できるホームや運用できる車両の制約から、すでに再開している札幌圏の各線区では通常の5割程度の運行となっており、2月11日も同程度の運行となる。
また、2月11日は札幌発着の一部特急も再開される予定で、札幌~旭川間の『ライラック』『カムイ』は通常の3割程度、その他の特急は通常の1~2割程度の運行となる。

一方、JR東日本では、東京23区を含む関東地方の降雪予報を受けて「降雪が多く『積雪』に至った場合は、着雪による倒木や倒竹の発生、架線凍結等の影響により、列車の大幅な遅れや行先変更、運休が発生する場合があります」とアナウンスしており、2月10日は中央本線の特急『あずさ』『かいじ』『富士回遊』が全面運休している。
