日光・宇都宮線の新旧交替…205系600番台の引退イベントとE131系600番台の展示を予定

2022年3月のダイヤ改正で引退する205系600番台。写真は宇都宮線向け。2019年12月29日、宇都宮線黒磯駅。
  • 2022年3月のダイヤ改正で引退する205系600番台。写真は宇都宮線向け。2019年12月29日、宇都宮線黒磯駅。
  • 日光線向けとしてレトロデザインとなった205系600番台。
  • 205系600番台を置き換えるE131系600番台。
  • E131系600番台(新製回送)
  • 205系600番台の引退を記念して2月16日から発売されるグッズ類。

JR東日本大宮支社は2月9日、205系600番台の引退イベントとE131系600番台の展示会を開催すると発表した。

205系600番台は、E233系の投入により捻出された京葉車両センター、川越車両センターの205系0番台を日光線・東北本線(宇都宮線)向けに改装した車両で、2013年から運用。塗色は日光線向けがレトロデザイン、宇都宮線向けがE231系に準じた湘南色スタイルとなっている。

しかし、2022年3月のダイヤ改正では新鋭のE131系600番台に置き換えられることになっており、それを記念して2月中旬から3月11日まで、宇都宮線小金井~黒磯間と日光線(宇都宮~日光)で運用されている小山車両センター所属の3編成に6種類の特製ヘッドマークが掲出される。

日光線向けとしてレトロデザインとなった205系600番台。日光線向けとしてレトロデザインとなった205系600番台。

また3月27日には小山車両センターで引退記念イベントが開催され、塗色が異なる4編成を展示。小金井~小山車両センター間での回送列車乗車や撮影会、運転台機器の操作体験、車両検査体験なども行なわれる。

当日は午前の部(9~13時頃)、午後の部(13時20分~17時20分頃)に分けて開催。参加費用は2万500円で、各回中学生以上30人を募集する。申込みは3月1日12時5分から「JRE MALL大宮支社ショップ」のウェブサイトで受け付ける。

一方、205系600番台に代わるE131系600番台は、2月26日に日光駅(栃木県日光市)2番線、2月27日に宇都宮運転所(栃木県宇都宮市)、3月5日に黒磯駅(栃木県那須塩原市)3番線で展示される。展示時間は各駅とも10時30分から14時30分まで(最終入場時刻14時)。

205系600番台を置き換えるE131系600番台。205系600番台を置き換えるE131系600番台。
《佐藤正樹》

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