ホンダ、大型船外機3機種に電子制御リモートコントロールシステム搭載タイプを追加

ホンダ BF150/BF135/BF115
  • ホンダ BF150/BF135/BF115
  • DBW用電子リモコン(シングルレバー)
  • BF150搭載例(グランプリホワイト)

ホンダは、クラストップレベルの低燃費と優れた耐久性を兼ね備えた大型4ストローク船外機『BF150』『BF135』『BF115』の3機種をモデルチェンジし、1月24日より販売を開始する。

現在、船外機を複数搭載する多基掛けボートなどで優れた操作性を発揮する電子制御リモートコントロールシステム(DBW)に対するニーズが高まっている。これを受けてホンダは、レジャーや業務用など幅広いシーンで好評の3機種をモデルチェンジし、DBWタイプを設定。フラッグシップモデル『BF250』に搭載のDBWシステムを採用した。

DBWは電子リモコン(別売)により、スロットルとシフトの操作を円滑かつ確実に行うことができ、快適な航走を実現。船外機を複数搭載する場合も、電子リモコンのレバー1つで同時に複数の船外機をコントロールできる。電子リモコンは、搭載する船外機の数に応じて選択可能な「シングルレバーリモコン」と「ツインレバーリモコン」の2種類を設定。どちらも最大2か所へ設置でき、ステーションの増設により船内での操船場所の自由度を高めている。

また、エンジンカバーの形状を見直し、十分な作業スペースを確保。スパークプラグやアノードメタルといった定期交換部品の交換時間を短縮した。さらにオイルレベルゲージのパイプ内径も拡大し、オイル交換時間を短縮するなど、メンテナンス性も向上している。

外観デザインには、「ダイナミック・モーション・フォルム」を新たに採用した。前傾プロポーションによる力強さとシャープな面構成でソリッド感を表現。その中に集約する機能部品をブラックのカラーで引き締め、全体としてクリーンなスタイリングを実現している。また、エンジンルーム構成部品の削減など合理的なパーツ構成を追求し、高い耐水性と上質な機能美を両立。外装色は、澄んだ水をイメージしたホンダ船外機の代表的カラー「アクアマリンシルバーメタリック」に加え、「グランプリホワイト」を設定し、選択の幅を広げた。

価格はBF150が180万7300円から185万1300円、BF135が168万0800円から170万2800円、BF115が153万7800円。

《纐纈敏也@DAYS》

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