メルセデスAMG 世界販売が新記録、2年ぶりに増加 2021年

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メルセデスベンツは1月7日、2021年のメルセデスAMG(Mercedes-AMG)の世界新車販売台数を発表した。総販売台数は新記録となる14万5979台。前年比は16.7%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

ここ数年で、メルセデスAMGは製品ラインナップを2倍以上に拡充し、新車販売台数を4倍に増やした。パフォーマンスセグメントにおけるパワートレインの電動化に取り組み、さらなる販売拡大を目指す。業務や製造の効率化を追求し、利益率を大幅に引き上げることにも成功している。

メルセデスAMGの現行ラインナップには、「35」、「45」、「53」、「63」などがある。このうち、53は高性能な48Vのマイルドハイブリッドだ。3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンに、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなるパフォーマンスの向上に積極的に利用している。

また53は、メルセデスベンツ『EQS』をベースにしたメルセデスAMG初のEV、『EQS 53 4MATIC +』として、2021年12月に欧州市場で発売されている。

《森脇稔》

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