廃止駅の保守を手伝ってください…旧三江線口羽駅で「枕木交換会」 12月11日

国鉄時代のレールバスをイメージした「チモハ」と呼ばれる江の川鐵道のトロッコ車両。旧口羽駅は現在、三江線鉄道公園口羽駅公園となっている。
  • 国鉄時代のレールバスをイメージした「チモハ」と呼ばれる江の川鐵道のトロッコ車両。旧口羽駅は現在、三江線鉄道公園口羽駅公園となっている。
  • 朽ちかけている枕木(右から2本目)
  • 大きく重い枕木を大人2人がかりで運ぶ。
  • 線路を使って枕木を移動させる。
  • 枕木の交換作業。
  • 交換が完了した枕木。

NPO法人江の川鐡道は12月11日、旧JR三江線口羽駅(島根県邑南町)で枕木交換イベントを開催する。

同法人はは2018年4月に廃止されたJR西日本三江線(江津~口羽~三次)の廃線跡を一部活用してトロッコ車両を運行しているため、線路の保守点検も定期的に行なっている。

これまではスタッフだけで痛みが激しい枕木の交換を行なっていたが、「より多くの方に鉄道の仕組みを知っていただき、三江線が多くの人の支えによって走っていたことを伝えたい」として、今回、枕木交換会という形で作業の参加者を一般に募ることになった。

枕木の交換作業。枕木の交換作業。

小学4年生以上を対象にした10人を募集し、参加費用は1500円(保険料・簡単な昼食込み)。当日は作業に必要なヘルメットと安全靴の貸出しがあるが、安全靴を持参できる人は500円割引となる。小学生は要保護者同伴。申込みは江の川鐡道のメールで受け付けている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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