イード「中国メーカーEVの受容性調査レポート発表…価格だけでなくデザインも高評価

宏光Mini EV
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  • 調査概要
  • 購入検討理由
  • 中国メーカーEVのレンタル/カーシェア利用意向

イードは11月30日、中国メーカーのEVに対する受容性アンケートの結果をまとめた調査レポート「中国メーカーEVの受容性調査」を発表した。

100年に一度の変革期と言われるモビリティ業界。その変革の一つとされるのが電気自動車(EV)。走行中のCO2排出をゼロにできることから環境に優しいモビリティとして注目されている。また、構造もシンプルなため、今までにない様々な形のモビリティを作ったり、ビジネスとして参入しやすいというメリットもある。そのため中国では近年、様々なEVメーカーが登場している。

今回は日本にまだ上陸していない中国メーカーEVに対する購入検討の可能性を把握するためにアンケート調査を実施した。対象車種は上汽通用五菱汽車『宏光Mini EV』、BYD『秦EV』、NIO『EC6』の3モデル。宏光Mini EVは約50万円で購入できるコンパクトEV、秦EVは実用的なセダンモデル、EC6はスポーツタイプのSUV。その印象や利用意向をレポートとして可視化した。

調査結果によると、購入検討の決め手は、宏光Mini EVと秦EVでは価格の安さやコストパフォーマンスの良さに票数が集まった。またEC6についてはスタイリッシュなデザインが高評価。日本で売られている高級車の価格と同様程度でありながら、購入検討時に重要なファクターとなる可能性が伺えた。

性別でみると、女性では宏光Mini EVが男性と比べて5ポイントほど高いが、男性では秦EVが女性と比べて14ポイント高い結果となり、好みが分かれる結果となった。年代別でみると、30代ではEC6の利用意向が68%と全体と比べると10ポイント以上高い傾向にあり、高級感のあるクルマが求められているようだ。

調査レポート(A3/30ページ)は16万5000円で購入可能。また、mirai.Responseでのプレミアム会員向けにレポートを公開している。

《纐纈敏也@DAYS》

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