JR東日本、日本電気、国際航業、サーベイリサーチセンターは11月29日、新宿駅(東京都新宿区)の東西自由通路で、12月1日から人流解析の実証実験を行なうと発表した。
この実験は今後の駅構内における旅客サービス向上に役立てるために行なわれるもので、通行人を映像やWiFiアクセスポイント(WiFi)、目視により計測。映像による計測では通過人数や視認方向、性別/年齢推定データが、WiFiによる計測では通過人数データがクラウドサーバー(サーバー)に反映される。
目視による計測では通過人数、視認方向、性別推定の各データを取得するが、サーバーには反映されない。個人情報は保存されず、映像は破棄されることになっている。
実施期間は12月14日まで実施されるが、目視による計測は12月4・7日のみとなる。
人流解析の計測方法。