個人間カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」は、小売店や商業施設等の駐車場をカーシェアに活用する施策を本格的に開始。代官山T-SITEにメルセデスベンツ『Gクラス』とトヨタ『スープラ』を配備した。
今回の小売店、商業施設で開始したカーシェアリングは、「Anyca Official シェアカー」(レンタカー形態のカーシェア)としてサービスを提供。カーシェア受け渡し用の機器が取り付けられているため、無人受け渡し可能なレンタカーとして、1時間1500円から利用できる。
小売店や商業施設としては、駐車場に高級車や希少車種を配備することで、店舗自体の付加価値向上や、近隣住民以外にも利用客が見込めるため、新規顧客とのタッチポイントを作ることが可能となる。事前検証した小売店では、カーシェア利用者の約8割がカーシェア利用時に店舗で商品を購入していることがわかっている。
Anycaでは今後、キャンプ用品店にSUV、紳士服にスポーツカー、ホテルに高級車などそれぞれの小売店や商業施設にあった車両提供を行い、“人とクルマと店舗"の3者マッチングにも注力していく。