BMWの新型電動スクーター『CE 04』の実車展示へ…IAAモビリティ2021

「ようこそ」や「さようなら」などの特別なライト機能

ナビとコネクティビティを統合した10.25インチディスプレイ

モーターの出力は42hpと31hpの2種類で航続は最大130km

BMWの二輪部門のBMWモトラッド(BMW Motorrad)は7月19日、ドイツ・ミュンヘンで9月に開催される「IAAモビリティ2021」において、新型電動スクーターのBMW『CE 04』の実車を初公開すると発表した。

IAAモビリティ2021は、従来のフランクフルトモーターショーが開催地をミュンヘンに移動し、リニューアルするものだ。

「ようこそ」や「さようなら」などの特別なライト機能

BMWモトラッドは2020年11月、『デフィニションCE 04』を発表した。デフィニション CE 04は、排ガスを出さない100%電動のスクーターだ。新たな都市の移動とコミュニケーションの手段を定義することを目指しており、ライダーとバイクがコネクトするスタイルも提案していた。その市販バージョンが、CE 04となる

BMW CE 04は、デザインに新世代のアーバン2輪モビリティを表現している。車体はライトホワイトで、フロントとサイドにはマットブラックを配した。フローティングデザインのシートを装備する。オプションで、マゼラングレーのメタリックカラーに、ブラック/オレンジのシート、オレンジのウィンドデフレクター仕様が選べる。

BMW CE 04の照明ユニットには、最新のLEDテクノロジーを導入した。フロントには、ハイビームとロービーム用のヘッドランプを装着。 LEDテクノロジーを採用したテールライトに加えて、LEDウインカーも装備した。オプションの「アダプティブターニングライトヘッドライトプロ」は、コーナリング時の視認性がさらに向上し、夜間のライディングがさらに安全になるという。「ようこそ」や「さようなら」などの特別なライト機能も、オプションで選択できる。

ナビとコネクティビティを統合した10.25インチディスプレイ

BMW CE 04には、マップナビゲーションとコネクティビティを統合した10.25インチTFTカラーディスプレイを標準装備している。スクーターセグメントでトップの視認性、明確なメニューナビゲーション、操作コンセプトを追求する。新開発の10.25インチのカラーディスプレイでは、初めてインストルメントクラスターにナビゲーションマップを表示できるようになった。

BMW CE 04には、「ECO」、「Rain」、「Road」の3種類のライディングモードを標準装備している。「ダイナミック」ライディングモードもオプションで選択でき、電動スクーターをさらに速いペースで加速させることができる。

BMW CE 04には、フロントに120/70R15 67H、リアに160/60R15 56Hサイズのタイヤを装着した。最新世代のABSを採用する。ブレーキは、フロントがツインディスク、リアがシングルディスク。オプションの「ABSPro」は、バンキングセンサーにより、カーブでのブレーキングも制御することができるという。

モーターの出力は42hpと31hpの2種類で航続は最大130km

BMW CE 04では、バッテリーと後輪の間のフレームに永久磁石電気モーターを取り付けている。最大出力42hpの強力な水冷式モーターを搭載し、0~50km/h加速2.6秒、最高速120km/hの性能を発揮する。低出力の「L3e-A1」車両クラス向けに、モーターの最大出力を31hpに抑えた仕様も用意する。こちらの最高速も120km/hとした。市街地だけでなく、幹線道路や高速道路でも流れに乗って走行できるという。

BMW CE 04には、蓄電容量8.9kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する。1回の充電での航続は、100~130kmとした。自動車のシステムをベースにした充電技術を採用する。リチウムイオンバッテリーは、通常の家庭用ソケット、ウォールボックス、公共の充電ステーションで充電できる。バッテリー残量がゼロの場合、出力2.3kWチャージャーで充電時間は約4時間20分。出力6.9kWの急速充電器を利用すれば、バッテリーは約1時間40分で充電できる。

急速充電器を使用すると、バッテリー残量が20%の場合、バッテリーを80%まで充電するのに必要な時間は約45分。市場に応じて、出力2.3kWの充電ケーブルが標準装備される。自宅のウォールボックスや公共の充電ステーションで急速充電するには、モード3の充電ケーブルが必要。 BMWの四輪車と同じように、BMW CE 04でもBMWの充電ソリューションを利用できる。自宅、外出先、職場での充電用にカスタマイズされた複数のプログラムを利用することが可能、としている。

《森脇稔》

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