BYDは、コンパクトEV『シーガル』の生産台数が100万台に達したと発表した。これはコンパクトEVの製造における新たなベンチマークとなる記録という。
欧州では『ドルフィンサーフ』、ラテンアメリカでは『ドルフィンミニ』として知られるシーガルは、最先端技術、効率的なパッケージング、装備や安全性への妥協のないアプローチにより、世界中の顧客にコンパクトEVの新たな体験を提供している。100万台目の車両は、中国西安にある同モデルの本拠地工場で生産ラインから出荷され、初回生産から2年3カ月での達成となり、同セグメント史上最速の販売記録を樹立した。
シーガルの成功は、グローバルなコンパクトEV市場の発展に重要な役割を果たしているという。AセグメントとBセグメントにおける新エネルギー車の割合がわずか9%にとどまるヨーロッパ市場への最近の導入により、この地域での持続可能なモビリティの普及率向上に貢献することが期待される。
