【グッドウッド2021】EVに特化した展示「エレクトリックアベニュー2030年への道」開催へ

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード初のEVに特化した展示「エレクトリックアベニュー2030年への道」のロゴ
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グッドウッドは6月28日、英国で7月8日に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」(Goodwood Festival of Speed)において、初のEVに特化した展示として、「エレクトリックアベニュー2030年への道」を開催すると発表した。

この新しい展示スペースでは、世界の自動車メーカーの最新EVを展示する予定だ。このスペースで来場者は、EVについて質問したり、最新のEVを調べたり、EVへの切り替えに伴うメリットについて学ぶことができるという。その内容は、EVのランニングコストから、航続、信頼性、充電時間、充電場所と多岐に渡る。

展示されるEVは、シティカー、サルーン、SUV、スポーツカー、ハイパーカーなど、さまざま。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、EV普及に向けて、来場者に前向きな変化を促すことを狙う。

英国では2030年をめどに、純粋なガソリン車とディーゼル車の販売が禁止される見通し。英国政府は2050年までに、排出量を実質的にゼロにすることを目指している。モータースポーツ、自動車文化、未来のテクノロジーを世界最大規模で紹介するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、電動化への過程でユーザーを支援するために、重要な役割を果たすことを認識しているという。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードを主催するリッチモンド公爵は、「エレクトリックアベニュー2030年への道により、来場者はモビリティの未来を自ら発見することができるようになる」と述べている。

《森脇稔》

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