スバル米国販売20%増、アウトバック は4割増 2021年上半期

スバル・アウトバック (北米仕様)
  • スバル・アウトバック (北米仕様)
  • スバル・クロストレック(北米仕様。日本市場のXVに相当)
  • スバル・フォレスター (北米仕様)
  • スバル・レガシィ(北米仕様)
  • スバル WRX シリーズ(北米仕様)
  • スバル・インプレッサ (北米仕様)
  • スバル・アセント(北米仕様)

SUBARU(スバル)の米国部門のスバルオブアメリカは7月1日、2021年上半期(1~6月)の新車販売の結果を発表した。総販売台数は32万1250台。前年同期比は20.3%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。

最量販車はSUVの『フォレスター』で、9万5965台を販売。前年同期比は11.8%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。『クロストレック』(日本名:『XV』に相当)は、6万4214台を販売。前年同期比は40.4%増と、3年ぶりのプラス。3列シートSUVの『アセント』は、9.6%減の2万8373台と減少傾向にある。

『アウトバック』は上半期、8万7619台を販売し、前年同期比は40.6%増と回復した。セダン版の『レガシィ』は1万2921台。前年同期比は8.6%増と、プラスに転じた。

また、『WRX』シリーズは上半期、『WRX STI』を含めて、1万4272台を販売。前年同期比は38.1%増と4年ぶりのプラスだ。『インプレッサ』(「WRX」を除く)は、1万7165台を販売。前年同期比は7.8%減と減少傾向にある。

スバルの2020年の米国新車販売台数は61万1942台。前年比は12.6%減と、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の影響により、12年ぶりに前年実績を下回った。

《森脇稔》

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