自動追従可能なパーソナルモビリティを活用、イベントパッケージを提供 パナソニック

パナソニックの次世代パーソナルモビリティ「PiiMo」
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パナソニックは、次世代パーソナルモビリティ「PiiMo」を活用し、さまざまな施設でライド周遊ツアーを楽しめるイベントパッケージの予約を6月14日から開始する。

PiiMoは、WHILL社の電動車いすをベース車両とし、パナソニックが独自に開発したセンシング技術、制御技術を搭載した次世代パーソナルモビリティ。センサーで周囲の情報を感知し、障害物との衝突を回避する自動停止機能に加え、前方車両の軌跡を正確に追従する自動追従機能を備える。ガイドが操作する先頭車両に続き、残りの4台が一定の車両間隔を保ちながら追従することで、計5台が連なって施設内を移動する。徒歩による長距離移動に支援が必要な人だけでなく、健康な人も一様にPiiMoに乗り、グループやファミリーで施設での周遊を楽しむことができる。

PiiMoはこれまで、駅や空港、病院などで、長距離の移動支援や、介助者の負担軽減を目的としたソリューションとして実証実験を重ねてきた。今回、ツアーやアクティビティに対するニーズに対応するため、PiiMo(最大5台)を活用した様々な施設で利用可能なレンタル型イベントパッケージを発売。スタジアムや水族館、博物館、遊戯施設、工場など、さまざまな施設へサービス導入を提案していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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