【ホンダ ヴェゼル 新型】開発責任者「先代をベンチマークに、その価値を進化すべく開発」

ホンダ ヴェゼル 新型
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  • ホンダ ヴェゼル 開発責任者 岡部宏二郎 氏

ホンダは全面改良した『ヴェゼル』を4月23日から販売を開始すると発表した。初代モデルと同様にハイブリッドとガソリンエンジンの2種類のパワートレインを設定しているが、ハイブリッドモデルは2モーターシステムに刷新した。価格は227万9200円からとなっている。

新型ヴェゼルの開発責任者を務める岡部宏二郎氏は「このクラスのカテゴリーは我々のヴェゼルが切り拓いたと思っているので、基本的には我々のクルマがベンチマーク。そこからの進化ということを考えて開発した」と言い切る。

というのも「他社もいろいろこのクラスに投入してきているが、我々のヴェゼルはコンパクトとミドルサイズの丁度間くらいに位置し、そのサイズでありながら荷室パッケージはひとクラス上になっている。こうしたスタイリングと中のパッケージ技術に関してはストロングポイントと考えている」からだ。

その新型ヴェゼルの進化について岡部氏は「全長はしっかりコンパクトサイズをキープしながら、もともと持っていたヴェゼルの強みとなる後席の足元空間に関しても先代に対して35mm拡大し、このクラスでは圧倒的な室内空間となっている。その広さは、ひとクラス上のSUVと同等以上となっている」と解説。

またパワートレインに関しては「ハイブリッドシステムを刷新し、2モーターのシステムとしている。高効率な2モーターのシステムがもたらす圧倒的な燃費性能に加えて、走りに関しても運転する楽しさの進化に取り組んできた。フィットで採用している小型の2モーターシステムの骨格をベースに、SUV化に応じてIPU(インテリジェントパワーユニット)のバッテリーの容量アップ、そしてエンジン、モーターの出力アップを行い、電気式CVTもローレシオ化を実施して走りに関しての進化を引き出している」とのことだ。

さらに「ヴェゼルの勝ち技である荷室のユーティリティに関しても、しっかりIPUを新設計し、フラットで使いやすい荷室空間を提供している」とも付け加えた。

《小松哲也》

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