[car audio newcomer]日産 ルークス by レジェーラ 後編…通勤向けの音作り

セカンドカーのルークスに対してスピーカーやDSPアンプのインストールを静岡県のレジェーラで実施したオーナー。ハードロックを派手に鮮明に聴く音作りで車内でのテンションアップを実現。オーディオのメインカーとは別趣向のサウンドを作り上げている。

セカンドカーに合わせて構築したシステムは
いきなり目の覚めるようなサウンドを再生

ベテラン・オーディオユーザーの片山さんが、通勤用のセカンドカーであるルークスへのインストールを開始。試聴で気に入ったビーウィズのルーセントをスピーカーにチョイスしたのを手はじめに、キッカーのパワードサブウーファー、グラウンドゼロのDSPアンプをシステム。比較的コンパクトにまとめたシステムはセカンドカーらしいシンプルなものとなった。

いよいよインストールとセットアップが完成して納車されると、早速試聴を開始したオーナー。そのファーストインプレッションを聞いた。

「聴いた瞬間、目が覚めるような良い音でした! 音の厚みも十分、個々の音がキレイにハッキリ聴こえる印象も好ましいサウンドでした。メインカーとはまったく違うシステムなのに、自分の好きな傾向の音が出ていたのでスゴく良かったです」

仕事帰りにテンションを上げるために
派手でクリアなサウンドを徹底追求した

そんなルークスの使い方は先にも紹介した通り通勤用のセカンドカー。毎日の職場への行き帰りに利用するというが、オーディオの聴き方にはオーナー独自のスタイルがあるようだ。

「朝の出勤時には音楽は一切聴かず車内は無音にしているんです。これは出勤前のクルマの中を仕事に集中するための時間と考えているからなんです。一方、仕事が終わって帰宅する際にはテンションを上げる曲をガンガン聴くんです。かなりの大音量でオーディオを聴くのが良いんですよね~。派手でクリアなサウンドに仕上がった今回のルークスは、この時の聴き方にぴったりなんです。音楽を車内で聴いていると“自分の時間が持てた”と強く感じます」

仕事に集中する時間とリフレッシュする時間をオーディオのオンオフで切り替えているオーナー。オーディオの効果はこんな所にまで影響しているようだ。

普段は通勤だけに利用しているルークスなので短い時間しか乗らず、当然音楽を聴く時間も限られている。そのため音のセッティングにはかなりこだわったのがオーナー流。

「通勤なので長い時間は聴かないでしょ、そのため音楽を聴いて一気にテンションが上げられる感じが欲しいんです。音楽に対してパッと身体が反応する派手でわかりやすい音、これをオーダーしたんです。しっかり狙い通りの音に仕上がっているので職場からの帰りの車内はすごく楽しい時間になってます」

狙うサウンドに合わせたDSP調整に加え
システムアップも見据えた計画が進行中

そんな片山さんの音楽の聴き方は気に入ったアーティストを集中して聴くスタイル。前編でもお伝えしたとおり、最近はディープ・パープルにすっかりはまっている。

「同じアーティストをヘビーローテーションで聴くことが多いですね。1枚のCDをずーっと入れっぱなしにして何度も何度も聴くこともあります。1週間ずーっと同じCDを聴くこともあります。それだけに曲の細部までじっくり聴き込むことになって、いろんな良いところや改善したいところが見えてくるんだと思います」

ベテランユーザーで耳も肥えている片山さん、ヘビーローテーションで同じアーティストを聴き込むスタイルもあって、インストール完成からしばらく経つと、徐々に課題も見えてきた。

「聴き込んでいくとボーカルの太さや厚みがもっと欲しくなってきています。エージングが進んで徐々に厚みも増えてきて音も変わってきているんですが、今後どうなっていくかですね」

メインカーであるサファリではキース・ジャレットやフジコ・ヘミングなどのジャズピアノを中心に聴くことが多い。一方のルークスではテンション上げ上げのハードロックを主に聴く。しかし“サファリで聴いている曲をルークスで聴くとどうなるのか?”を試してみたくなって試聴を実施した。

「ルークスでいつもサファリで聴いているジャズピアノを聴いたら、“空気感”がもっと欲しくなってしまいました。今後はプロセッサーでの調整をいろいろ試してみるつもりです。メモリーに複数の調整を保存して、方向性を模索して行く予定です」

システム完成後もエージングによる音の変化を経過観察中のオーナー、さらには調整による好きな傾向の音の追求にも余念が無い。しかしその反面ではシステムアップを見据えた次なるグレードアップ計画も密かに進行中だ。

「エージングが進めばいろいろと変わってくると思うんですが、もっと太い音を聴きたくなってるのは事実です。現状のシステムだけじゃなく将来的にはパワーアンプの追加やフロントスピーカーの3ウェイ化なども含めて、いろいろと計画していきたいですね」

セカンドカーという限られた環境をフルに使って、メインカーとは異なるシステム&曲セレクトでもうひとつの楽しみを見つけ出したオーナー。オーディオの聴き方の幅を広げる取り組みとして、今後もメインカーとは別の進化をたどっていく予定だ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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