ファーウェイ(Huawei)は4月12~14日、中国・深圳で開催した第18回グローバルアナリストサミットの基調講演において、エリック・シュー会長が自動運転ソフトウェアへの集中投資を行うと発表した。 ファーウェイは、自動運転ソフトウェアをはじめ、インテリジェントビークルのコンポーネントへの投資を強化する。自動車は高度なコネクティビティを備え、インテリジェントになり、電子化され、そしてシェアされるようになってきた。このトレンドの核となるのは、自動運転ソフトウェアが完全に自動運転を現実にできるかどうか、そして完全無人運転に近づくことができるかどうかになるという。 ファーウェイは、自動運転ソフトウェアに集中投資を行う。自動車とICT(情報通信技術)産業の統合が進むにつれて、このトレンドを強化し、結果としてファーウェイに長期的な戦略的事業機会をもたらすことを見込む。 ファーウェイは、自社をインテリジェントビークルの新たなコンポーネントのプロバイダーとして位置づけており、ファーウェイの戦略は、自動車メーカーがより良い自動車を開発するのを支援することになるという。 ファーウェイは、自動運転ソフトウェアへの投資を続けていく。エリック・シュー会長は、「無人運転が現実のものとなったら、実質的に関連するすべての業種での破壊が起こり、今後10年で世界が目にする最も破壊的な産業のトランスフォーメーションを引き起こすことになるだろう」と語っている。
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