FMGとIDOM、アフリカ市場へハイブリッド車の輸出を拡大---CO2排出抑制などを目指す

日本とアフリカでCO2排出量を減らす
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  • 各自動車のCO排出量
  • FMGのビジネスモデルと今回のスピンオフのスキーム
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FMGとIDOMは4月6日、新たな取り組みとして、アフリカ現地のUberドライバーに提供する車両をハイブリッド車両への切り替えを促進していくと発表した。

FMGは、IDOMが展開していたアフリカ事業から2020年にスピンオフ。IDOMで得た流通ノウハウやリソースを強みに、従来の中古車輸出事業者が媒介する流通ではなく、マイクロファイナンスを活用した、現地の普通の人々が車を手にし、働くことで豊かになることを可能にするモデルの構築を進めている。

今回、FMGがIDOMが日本で展開するガリバー店舗で日本の顧客から直接仕入れた良質なメイドインジャパンのハイブリッド車の輸出を拡大することで、短期的にはEV車両が走行するインフラ整備が難しいアフリカ市場にて、いま走っているガソリン車を、相対的に燃費効率の良いハイブリッド車に切り替え、段階的にアフリカの二酸化炭素排出を削減していく。

また、コストパフォーマンスに優れ環境に優しいハイブリッド車をアフリカ市場でプロモーションし、中長期的な視点で、アフリカと日本が共に豊かになるビジネスモデルを洗練させていく予定。現地での、ハイブリッド車両のアフターサービス・メンテナンスにもアライアンスを活用しながら取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

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