『四季島』に仙台発着、JR東日本の観光列車を総動員…東北DC 4月1日から

仙台発着列車も登場する『TRAIN SUITE 四季島』。
  • 仙台発着列車も登場する『TRAIN SUITE 四季島』。
  • 『TRAIN SUITE 四季島』とともに東北6県周遊列車に登場する『カシオペア』。
  • 東北DCに動員されるJR東日本のおもな観光列車。
  • 運行開始から10周年を迎えたE5系新幹線電車のラッピングイメージ。
  • 合わせて実施される「道南MaaS」のエリア。デジタル版の「はこだて旅するパスポート」(1日用2690円・2日用3650円)と「江差・松前周遊フリーパス」(2日用3000円・3日用4000円)が発売される。

JRグループと東北ディスティネーションキャンペーン推進協議会は3月16日、東北ディティネーションキャンペーン(東北DC)を4月1日から開催すると発表した。

「テーマ別に東北6県の観光コンテンツをかけ合わせた『東北の魅力』を創出し、デジタルを活用した情報発信やデータ収集・分析、国内外からの誘客、東北エリア内の流動拡大により、東北観光のブランド化を進めます」としているこのキャンペーンでは、クルーズトレインの『TRAIN SUITE 四季島』や寝台列車『カシオペア』による東北6県周遊列車を運行。『TOHOKU EMOTION』『リゾートしらかみ』『越乃Shu*Kura』『フルーティアふくしま』『海里』『ジパング』などを使った観光列車100本以上も運行され、これらの乗継ぎ周遊企画も用意されるという。

このうち、『TRAIN SUITE 四季島』は初めて仙台発着で運行。五能線の『リゾートしらかみ』では、国内初の取組みとして「e-モーションウインドウ」という、側窓と一体化した透過型ディスプレイが試験的に使われる。

このほか、東北・秋田・山形の各新幹線車両と常磐線の車両に東北6県の観光PRキャラクターなどをラッピング。合わせて北海道の函館周辺では観光型MaaS「道南MaaS」の実証実験も行なわれる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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