叡山電鉄鞍馬線が今秋にも全線再開へ…令和2年7月豪雨で運休中の市原-鞍馬間

2020年は中止となった市原~二ノ瀬間の「青もみじのライトアップ」。
  • 2020年は中止となった市原~二ノ瀬間の「青もみじのライトアップ」。
  • 被災当時の状況。2020年7月8日。
  • 鞍馬線の終点・鞍馬駅。

京都市の叡山電鉄は3月12日、長期運休となっている鞍馬線市原~鞍馬間の復旧について、治山事業を行なう京都府と工程の検討を進めた結果、秋までに再開できる見込みになったと発表した。

同区間は令和2年7月豪雨の影響で、鞍馬線貴船口駅付近で土砂崩壊や倒木、電柱の倒壊などが発生していた。

そのため、同線では市原~鞍馬間の運行が、市原~二ノ瀬間で例年開催していた「青もみじのライトアップ」などとともに見合わせに。現在、市原~鞍馬間では運休区間を含む定期券と回数券の利用者を対象に、市原バスターミナル~鞍馬間でバスによる振替輸送を行なっている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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