「洗車後の拭き取り不要」ウォータースポットが残らない超純水ユニット、本格販売開始

ハイパーウォーター HW-Pシリーズ(300万円から)
  • ハイパーウォーター HW-Pシリーズ(300万円から)
  • 水道水と超純水の比較
  • ハイパーウォーターのメカニズム

マーフィードは、水道水を浄化させた超純水により、洗車後にウォータースポット(水跡)が残らず、拭き取りが不要となる洗車用超純水ユニット「ハイパーウォーター」の本格販売を2月から開始する。

水道水の中には、雨水には含まれないミネラル成分(カルシウムやマグネシウム、鉄などの鉱物質)が存在し、洗車後のボディやガラスにできるウォータースポットの原因となる。そのため、洗車後は乾燥する前に拭き取りの必要がある。多くの車両を扱うガソリンスタンド、カーディーラー、タクシー会社、バス会社などでは、この拭き取り作業に多くの労力をかけており、業務効率改善の妨げになっていた。

ハイパーウォーターは、純度「99.99999%」以上にまで浄水した超純水を使用。自然乾燥でも洗車後にウォータースポットが残らず、拭き取りの手間が不要となる。また、洗車時のシャンプーも泡立ちが良く、汚れが落としやすくなり、洗剤使用量減少による経費削減や環境配慮も実現。さらに車内のガラス面などの掃除で使えば、一度拭くだけでウォータースポットが残らずきれいな仕上がりとなる。

マーフィードでは昨年7月から、ハイパーウォーターを横浜市市営バス、神奈川トヨタ自動車、ガソリンスタンドなどに試験導入。従来の拭き取り作業時間の大幅な短縮・削減が認められたことから、量産体制を整え、本格販売を開始する。

ハイパーウォーターは、水道水圧で運転するリーズナブルなモデルから、高圧ポンプを搭載したハイスペックモデルまで6機種をラインアップ。価格(税別)は120万円より。

《纐纈敏也@DAYS》

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