JR西日本は1月20日、緊急事態宣言発出を受け、クルーズ列車の運休や一時帰休を行なうと発表した。
クルーズ列車の『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』は、運行再開へ向けて訓練運転を実施していたが、緊急事態宣言の発出を受け「十分な訓練が出来ないため、お客様に『瑞風の旅』を提供するための準備が整わない」として期間を残して打ち切り、2月17日~3月15日出発分の運休を決定。3月20日発の山陰下りコースから再開するとしている。
一方、一時帰休は、利用者減により今後の経営見通しが不透明になること、雇用維持や感染防止を理由に、2月中に1日あたり1000人規模で実施する。
対象は「病院を除く全箇所の社員等」で、緊急事態宣言再発出後のJRグループの一時帰休は、JR東海に続くものとなる。