メルセデスベンツ電動車世界販売228%増、PHVが4倍に 2020年

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メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は1月8日、2020年の電動車の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は16万台以上。前年比は228.8%増と大きく伸びた。

ここでの電動車とは、EVとプラグインハイブリッド車(PHV)を指す。メルセデスベンツは新世代のPHVシリーズを、新たに立ち上げた「EQ Power」(EQパワー)車として展開している。

また、ピュアEVは「EQ」ブランドから発売している。EQブランドの最初の市販車として登場したEVが、SUVの『EQC』、市販第2弾は、ミニバンの『Vクラス』ベースの『EQV』となる。

メルセデスベンツの2020年の電動車の世界新車販売台数は、前年比228.8%増の16万台以上。このうち、PHVの販売台数は、ほぼ4倍の11万5000台を超えた。EVでは、SUVのEQCが約2万台、ミニバンのEQVが約1700台を販売した。スマートブランドのEVの販売台数は約2万7000台で、前年比は45.6%増と伸びた。

メルセデスベンツは、世界新車販売に占める電動車のシェアは、2019年の2%から2020年は7.4%に増加した、としている。

《森脇稔》

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