ダイムラー、マルチクラウドの開発を加速…インフォシスと戦略的提携

ダイムラーのドイツ本社
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ダイムラー(Daimler)は12月22日、インフォシス(Infosys)との間で、テクノロジー主導のITインフラストラクチャ変革に向けた長期的戦略的提携を締結した、と発表した。

インフォシスは、インド・バンガロールに本社を置く世界有数のIT企業だ。その業務内容は、ソフトウェア開発、コンサルティング、テクノロジーエンジニアリング、アウトソーシングなど幅広い。

ダイムラーは、この戦略的提携を通じて、IT機能を強化する。一方、インフォシスは自動車に関する専門知識を強化することができるという。

ソフトウェアがモジュール化されるにつれて、デジタルインフラストラクチャが重要な役割を果たす。ダイムラーは、工場や地域全体で強固なITインフラストラクチャを構築し、データセンターの統合をサポートし、IT運用を拡大し、イノベーションを前面に押し出す取り組みを進めていく。

両社の戦略的パートナーシップでは、「Infosys Cobalt」と主要なクラウドプロバイダーを活用し、オープンソースの採用に焦点を当てたマルチクラウドの開発を加速する。この戦略的パートナーシップの一環として、ドイツなどのヨーロッパ、米国、アジア太平洋地域に拠点を置く自動車ITインフラストラクチャのエンジニアが、ダイムラーからインフォシスに出向する、としている。

《森脇稔》

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