メディアプレーヤー AT-HRP5を聴いた…手軽に高音質を実現、ハイレゾに対応

オーディオテクニカから待望のメディアプレーヤー、AT-HRP5が先月11月に発売された。装着するニュースをカーオーディオクラブ(大阪府高槻市西町16-1)代表の高橋氏から一報をいただいたのでご紹介しよう。

このAT-HRP5は2019年、大阪オートメッセ会場で披露されたので発売を待ちわびていたユーザーも多いはず。本体はデジタルトランスポートD/AコンバーターAT-HRD500と同様のルックスだが、ひとまわり大きく付属品としてリモコンがついている。AT-HRD500は音源再生に特化、ハイレゾ音源再生を願うユーザーに向けた高性能なスペックを打ち出しす。一方、このメディアプレーヤーAT-HRP5は音声から映像まで、さまざまなファイルが再生できるところが大きな魅力となっている。AT-HRD500にDAPやスマホとの組み合わせでは、走行中の安全面を鑑みても少々不安があった。しかしAT-HRP5では既存の純正(車載のモニター)ナビ画面を見ながら各項目の切り替えが付属のリモコンで簡単に行えるので大変便利である。

純正オーディオをそのままにして
ハイクオリティサウンドを構築

さて、ご購入されたオーナーはクライスラー300Cにお乗りの方で車室内の雰囲気、純正オーディオ本体をそのままにハイファイサウンドを実現したいという思いから、同店に取り付けを依頼。上質なインテリアの趣きに統合したセンタークラスターはたいへん見やすく、電装系のインターフェイス、空調、ナビ&オーディオと画面上で統合管理。このような機能をそのままにして、AT-HRP5をスマートにセットアップすることができる。搭載の機材をかいつまんで説明すると、スピーカーはフォーカル K2パワー・ES165KX2/16.5cmセパレート2ウェイで駆動するパワーアンプは、JBLの4チャンネル仕様を1基搭載。ほかデジタルシグナルプロセッサー、ヘリックス・DSP MINIを搭載。各本体はトランク奥にまとめてセット。フロントのみのマルチ2ェイ構成となっている。なおナビはパナソニックのストラーダ・CN-ZU510Dを搭載。本体はグローブボックス内に取り付けられている。

音声・映像と多様なファイルを
再生できる優れた利便性を発揮

ここでメディアプレーヤーAT-HRP5の仕様をご説明しよう。なんといっても嬉しいのは豊富な入出力端子の数々。USBは3つ用意されていてUSB入力・1、USB入力・2は同社のAT-HRD500、AT-HRD5、AT-HRD1のいずれかを接続する端子用。USB入力・3は筐体の対抗面にある。デジタル出力は同軸(コアキシャル)、角形光(トスリンク)、そしてHDMI出力(映像・音声)を装備。あとアナログ/コンポジット(映像・音声)出力も備えているので純正オーディオなどの組み合わせにも支障はない。対応するファイルフォーマットは音楽再生では、MP3、AAC、FLAC(16、24bit/8-348kHz)、APE、OGG、WAV、そしてDSD:1bit/2.8224、5.6448に対応。動作可能楽曲数はファイルデータにもよるだろうが15,000曲以内の使用を勧めている。動画はAVI、MKV、MP4、MOV、M4V、MPGに対応する。

300Cの純正オーディオは、AT-HRP5本機と車載モニターを映像信号で連結。テクニカ独自のインターフェィスが表示される。音声信号は純正オーディオのスピーカー出力端子から、デジタルプロセッサーを交わしパワーアンプを経由後、スピーカーを精緻にドライブ。あとAT-HRP5とDSP MINIは光デジタルで直結。USBメモリに記録されたデジタル信号データは劣化することなく、高い精度で再生してくれる。ハイレゾ音源(FLAC)記録されたシンフォニーを聴いてみると、ダイナミックレンジ、ワイドレンジ、分解能、そしてディテールまで明快に再現し端正そのもの。ハイレゾだけでなく、通常のMP3でも十分なクオリティで楽しめると推測する。動画ではYou Tubeなどのデータをパソコンに取り込み、これらのファイルをUSBメディアに記録し同機のUSBポートに繋げればOKだ。

カーオーディオクラブ、代表の高橋サンは、このメディアプレーヤーAT-HRP5を(価格 ¥95,000/税別)_大絶賛。300Cと同じく国産の高級車やインポートカーの多くは純正オーディオが幅を聴かせていて、音質向上の望むとき、スピーカー交換(トレードイン)が多いという。大掛かりなシステム構築ではなく、入力系の見直しでワンランクアップの音創りと同時に動画を含めた新しい楽しみ方を得てほしいと語ってくれた。

《永松巌》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

編集部おすすめのニュース

特集

おすすめのニュース