VWグループが再編、ベントレーをアウディの管理下に…ランボルギーニとドゥカティの身売り報道は否定

VWグループの本社
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  • ランボルギーニ・シアン FKP 37 と ドゥカティ・ディアベル 1260 ランボルギーニ

フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は12月14日、グループ内の再編に関して、監査役会が合意に達した、と発表した。

グループ内の再編のハイライトのひとつが、傘下のプレミアムブランドの扱いだ。英国の高級車ブランド、ベントレーは2021年3月1日付けで、アウディブランドの管理下に入ることが決定した。

フォルクスワーゲングループは2018年4月、経営構造の大規模な見直しを発表した。継続的なリーダーシップの基盤を構築するため、新たなブランドグループとして、フォルクスワーゲンブランドなどが属する「ボリューム」、アウディなどが属する「プレミアム」、ベントレーなどが属する「スーパープレミアム」が導入されていた。

今回のフォルクスワーゲングループの再編の過程で、ベントレーブランドは、アウディブランドの管理下に入る。アウディとベントレーの2つのプレミアムブランドの電動化戦略の一環として、相乗効果を達成できるようにするのが狙いという。

一方、現在、アウディの傘下にあるランボルギーニとドゥカティに関しては、引き続きアウディ、そしてフォルクスワーゲングループの傘下であり続けることが監査役会で合意された。これは、一部メディアで報じられたランボルギーニとドゥカティの身売り報道を、否定する形となる。

《森脇稔》

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